無理して捨てなくてもいい

 

片付けが好きだ。というより片付いた部屋が好きなのか、いや、片付いていない部屋が好きじゃないんだ。

片付いていない部屋、それは見た目ではない。片付いていない部屋というのは、どこに何があるのかがサッと分からない部屋のことだ。そんな部屋では、どうしても物を探すことが多くなってしまう。その時間は本当にもったいない。何も生み出さない無駄な時間だからだ。

それが悔しくて、「ああ、片づけなくては!」と片づけることになる。

「だんしゃり」と入力してキーを押すとすぐに「断捨離」と変換されるぐらいの今日このごろ。片づけというと捨てることから始める、と思い込んでいたから、モノに愛着を持ってしまいがちな私は、この本のタイトルを見た時にハッと惹かれた。

米田まりなさん著の『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』だ。

米田さんはたくさんのお気に入りのモノたちを捨てることなく上手に管理し、片付いた部屋で気持ちよく生活することに成功しているんだ。この本では、捨てたくないものを無理に捨てずに、管理する方法を教えてくれている。だから、

①片づけ=捨てることである。
②しかし、勿体無い精神が先立って、捨てること=良くないことと考えてしまう。
③したがって、片付けられない

という魔の3段論法に陥ってしまっている人にはオススメの本だ。この本を読むと、片づけとはそういうことか、と本質的なことが理解できる。

そう、片付けは捨てることから始めなくていいんだ。無理して捨てなくてもいいんだ。