クリスマスが好き

今年もJさんにサンタが来ました

小さい頃からクリスマスが好きだった。

お正月よりも、ひょっとすると誕生日よりも好きかもしれない。

空気が冷たくなってくるにつれて、街に増えてくるクリスマスっぽい飾り、ケーキやチキンの宣伝、お店に流れるクリスマスソング。まず世の中にワクワクさせられるんだ。

お家でもクリスマスツリーを飾った。一番古い記憶にあるツリーはおそらく輸入品だったんだと思う。この間テレビを見ていたら、どこか外国のクリスマスツリーに飾られていたサンタのオーナメントが昔ウチにあったものとそっくりだったんだ。英語しか書かれていない箱の中に入ったピカピカのカラフルなボールも好きだった。毎年数が減っていくのは割れちゃうから。ガラスでできているんだよね。見かけは金属のように見えるから、割れちゃうのが不思議だった。ツリーにめぐらされた電球が色とりどりにチカチカしたら、もうすっかりクリスマス気分だ。

さらに、お家でのパーティーは一大イベントだった。父がそれはもう、腕に寄りをかけて家族を楽しませてくれたんだ。

数えきれないほどの楽しい思い出があるけれど、とりわけ印象深いのはただの和室をディスコホールに変身させた作戦だ!

ハチベエが赤ちゃんの時に遊んでいた知育おもちゃ、丸いボールにいろいろな形の穴が空いていて、穴と同じ形のブロックを当てはめて中に入れるっていうやつがあったんだけど、パパはそのボールを使ってミラーボールを作ることを思いついたんだ。私は加工されたそのボールにミラー状に光る四角い小さなシールをひたすら貼るという仕事を任された。もちろんその時は何も知らずに。

パーティー当日、当時の家ではリビングとして使っていた和室の真ん中にミラーボールが設置された。部屋の電気を消すと、和室の各コーナーからカラフルなライトがミラーボールを照らした。そして、パパが魔法をかけると、ミラーボールはくるくる回り始めたんだ。かくして、我が家にディスコホールが出現したのだ!

これ、くるくる回ったのは、ハチベエが赤ちゃんの時のベッド用オルゴールを再利用してたんだ。カラフルなライトはカラーセロハンを貼った大きな懐中電灯の光。

あるものを工夫して楽しくしようっていう、私の中にある性質は、こうやって育まれてきたんだな。
なんて、しあわせなこと。

メリークリスマス!